至福のお福分けコラム

マンデリン50g

私の焙煎基準にしているマンデリン。

なぜ基準にしているかというと、一度だけ奇跡の焙煎コーヒーに仕上がった事があるのです。

この味わいが忘れられない。

自分で言ってりゃ世話ないですが、ほんとに濃厚で完璧な味と香り。

こんな美味しいコーヒーは飲んだことがありません。

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香りは芳醇で、苦みも酸味も濃厚でバランスも完璧。

ものすごく分厚い、とにかく分厚い味で、しかも後味があり得ないくらいスッキリ。

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ほんとに神がかりのような美味しいコーヒーの味は、絶対に忘れない。

私のベンチマークとなっているのです。

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ただマンデリンは焙煎が難しい分類です。

そして、奇跡の焙煎以後、全く同じ味が再現できません。

それどころか、どんどん不味くなってきてしまいました。

実はずーっと、2ヶ月ほどの焙煎スランプに陥っていたのです。

その間、このマンデリンばかり手網焙煎してたのだけど

まったく美味しく仕上がらない!

味に雑味が入りまくったり、まったく薄っぺらな味になってしまったり・・・

苦しい。

いったいどうしちゃったんだ!

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きっと天狗になってしまったバチだ。

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でもこれを機会に、徹底的に色々な焙煎パターンを試していったのです。

そして、一月程前にようやくスランプから脱出しました。

苦しんだ分、今は毎日の焙煎が幸せでいっぱい。

最近は、モカばかり手網焙煎してたのですが、ほんとに久々

本日は、マンダリン焙煎しましたよ!

マンデリン

やはり私にとっては特別な豆なので、ちょっと神妙になります。

そんな時に限って?

あらら、電話が入ってしまいました。

最後の仕上げ前1分程。

電話片手に網をふってはいかんですね。

蓋をしたまま、熱がこもったまま、長めの仕上げとなってしまいました。

マンデリン

今回の味は、うん!なかなか分厚くて濃厚で美味しい。

マンデリン焙煎

でも、やっぱり最後の仕上げがダメだった。

後味にちょっぴり雑味があるかな・・・

マンデリン手網焙煎

手網焙煎は、最後に雑味を抜いてやるのが大切です。

十分美味しいんですよ!

でも、やっぱり奇跡の味を知ってしまうと残念なのです。

マンデリンドリップ

本日は、マンデリン50g

~1分半:火から5cmで初期焙煎

1分半~5分半:火から9cm 45病ごとに蓋を外して、熱抜き

二ハゼ

5分半~6分:火から13cm

6分~6分半:火から13cm 蓋はずし(仕上げ)

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