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先代、先々代(創業1940年)の
炭火焙煎釜を引き継ぎました。
ぱんだコーヒーで三代目焙煎所となりました。
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やっぱり自分で一杯飲む分ずつ手網焙煎したコーヒーが一番うまい!
つくづくそう思うのです。
以前は、コーヒーが身近ゆえに、
特別な思い入れがあったわけではありませんでした。
ところが、出会ってしまったのです。本当に美味しいコーヒーに。
きっかけは、生豆がすぐ側にある環境にありましたので、
「家で焙煎ってできるのかな?」
「キャンプで生豆焙煎したら面白いかな?」 と、
好奇心だけで手網を振ってみたのが運命の出会いです。 .
道具は簡単な手網。知識ゼロ。
コンロの炎でカサカサカサッっと生豆を煎ってみたのです。
ほんとに良い香りで、綺麗なコーヒー色の豆に仕上がりました。
その味といえば「自分が欲していた味はコレかもしれない(^o^)」
ほんとうに自分にとって最高に美味しかったのです。
今まで飲んだことのあるどんな高価なコーヒー、
美味しいと言われていたコーヒーより旨かった。 .
それ以来、手網を振って、コーヒーを毎日入れるたびに、
奥の深さに魅了されてゆくのです。
毎日コーヒーを味わうために手網をふる。
「贅沢の秘密に出逢ってしまった」
と言っても過言ではありません。 コーヒーの豊かな味わいや香り、手触りや表情。
まさに地球にほおずりしているような感触さえ感じるのです。
そして何だかちょっぴり人生が豊かになりました。
珈琲が大好きな人も。そうでもない人も。
いちどでいいですから家庭焙煎をして、
自分で煎った究極に美味しいコーヒーを味わってみて欲しいと願っています。
ただ、ご自宅で焙煎するのにハードルが高いという方にもたくさんお会いしました。
この手網だからこそ味わえる深い味わいと、豊かな風味を、
焙煎済みのコーヒー豆として たくさんの人に
味わってもらうことはでないものだろうか?
長年の思いと、試行錯誤を経て出会いましたのが、炭火焙煎という焙煎方法です。
手網焙煎での美味しさの出し方というのをまとめると、
「高カロリー」をかけて
「短時間で焼きあげる」そして
「豆を窒息させない」
ということにつきます。
そうしてあげることで、
コーヒー豆の命の味が残るのです。
この3つの条件を、
高カロリーと遠赤外線を発揮できる炭火で実現
できることがわかりました。
先代の焙煎所の片隅で眠っていた、
炭火焙煎釜との運命の出会いがきっかけです。
以来、先代、先々代からの知識を学び、
自分が得た美味しさの確信を積み重ねました。
そして誕生しましたのが、焙煎所3代目となります、ぱんだコーヒー焙煎所です。
ぱんだコーヒー焙煎所では、あくまで皆さんに手網焙煎していただいて
好みの味を探求していただくことを推奨しておりますが
なかなかハードルが高い、という場合は、
命の味が残る ぱんだコーヒーの炭火焙煎コーヒーを
お試しいただけたらと思います。
皆様と私と、お福分けができたら何よりです。 .
ぱんだコーヒー焙煎所オーナー (ぱんだこーひー).